北朝鮮、通報は規定通りと主張 衛星発射でIMOに回答要求


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 北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げの様子=5月31日(朝鮮通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮は8日、国際海事機関(IMO)が同国の軍事偵察衛星打ち上げを非難する決議を採択したことに絡み、規定に沿った事前通報を日本に行ったと主張し、この立場をIMOの公式文書に反映させるよう求めた。

 朝鮮中央通信が国家海事監督局報道官の談話として伝えた。北朝鮮は4日に今後打ち上げの事前通報をしない方針を表明したが、8日の談話は要求に対するIMOの回答を待つとしている。

 北朝鮮は5月29日、衛星を同月31日から6月11日の間に発射すると日本へ通報。5月31日に打ち上げを行い失敗した。