上海映画祭に邦画40作品 日中交流促進へ期待の声


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 第25回上海国際映画祭の会場となった映画館=9日、中国上海市(共同)

 【上海共同】中国上海市で9日、第25回上海国際映画祭が開幕した。18日までの期間中、市内の映画館で約400作品が上映され、うち邦画は40作品以上が披露される。今年は日中平和友好条約締結45周年とあって、鑑賞者からは映画を通じた日中交流促進への期待の声が上がっている。

 映画祭では、最近の邦画を上映する「日本映画週間」も始まる。上映作品は江戸時代の越後が舞台の浅田次郎氏の小説を映画化した「大名倒産」や「カメラを止めるな!」で知られる上田慎一郎監督の異色作「ポプラン」など6作品で、予約で満席になる上映回が出るほど人気を集めている。