ヒカンザクラ開花 観測開始以来最も早く


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ヒカンザクラの開花を観測=28日、那覇市

 沖縄気象台は28日、那覇市でヒカンザクラの開花を観測した。1974年の観測開始以来、最も早い開花となった。平年値は1月18日で、21日早くなっている。

 那覇市の末吉公園の川沿いにある気象台の標本木に5、6輪の花が咲いた。近くで遊ぶ子どもたちも「きれい」と見上げていた。
 気象台によると、サクラは寒気が流入して数日後に開花する傾向があるといい、今回も24、25日にかけて冷え込んだ数日後だった。一方、28日は23・8度まで上がり、11月下旬並みの暖かさだった。