ライブはコザで チャージ無料、本年度も


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再始動したチャージ無料の「ライブハウスサーキット」。「音楽のまちづくり」で地域活性化を図る=1日夜、沖縄市の「クラブ クイーン」

 【沖縄】昨年10月から今年3月までの半年間、一括交付金を活用し、沖縄市のライブハウスの魅力を発信した「まちなかエクスプローラ」が、「ライブハウスサーキット」の名称で再始動した。

日曜から木曜まで、参加店鋪ではチャージ無料で演奏を楽しめる。運営するコザライブハウス連絡協議会(古堅喬代表)は観光客誘致を促進し「音楽のまちづくり」による市街地活性化を図る。
 初日の1日夜、市上地のライブハウス「クラブ・クイーン」では市の担当者や同連絡協議会の関係者らが参加。ロックバンドの迫力ある演奏を楽しんだ。
 同協議会は2012年度の一括交付金事業として「まちなかエクスプローラ」(平日夜)、「ライブハウスサーキット」(週末夜)を企画・運営した。再始動するにあたり、名称を一本化した。沖縄市内の25店舗前後が参加する予定。来年3月まで継続する。
 前年度の実績は、参加店舗の提供席総数に対する集客稼働率が約64%。500人近くの県外観光客を週末に呼び込むことができたものの、平日の誘客数は少なく、広報戦略が課題となっている。
 同協議会広報の吉元顕さんは「沖縄市の特徴ある街並みや食などの特色と絡ませ、ライブハウスの魅力を発信したい」と話している。
 チャージ無料のライブは日曜―木曜の午後8時から。
 詳しいスケジュールや店舗、出演バンド名はホームページ「コザライブスCOM」(ネットで「コザライブス」と検索)で確認できる。