波打ち際 涼求め エリグロアジサシ水浴び


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体を冷やすために水浴びをするエリグロアジサシ=16日、名護市

 【名護】最高気温31度の暑い日となった名護市で16日、砂浜では、渡り鳥のエリグロアジサシ7、8羽が涼を求めて水浴びをする姿が確認された。

数羽がふわりと砂浜に下り、波打ち際で羽を広げ、気持ちよさそうに水を浴びた。体を震わせて水しぶきを上げる様子は、見る人の目を楽しませていた。
 エリグロアジサシは5~9月の間、県内に飛来する。人の寄り付かない岩礁で、日光の中でも産卵や子育てをする。体温は40度と人間に比べて高いため、暑い場所では水浴びは大事な体調管理となっている。

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