新春かきぞめ大会 1100人が新年に願い込め筆運ぶ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
真剣な表情で筆を運ぶ参加者=5日、那覇市の県立武道館

 「第24回県立武道館新春1000人かきぞめ席書大会」(主催・同実行委員会、共催・奥武山総合運動公園管理事務所、県立武道館、県教育委員会、NHK沖縄放送局、琉球新報社)が5日、那覇市奥武山町の県立武道館で開かれた。

3歳から58歳まで約1100人が参加。新年の願いを込め、真剣な顔で筆を運んだ。最高賞に当たる内閣総理大臣賞は小渡彩夏さん(名桜大1年)が受賞した。
 開会式では、審査委員長で書家の茅原南龍氏が約5メートル四方の紙にことしのえとの「馬」を力強く書いた。
 「おみくじ」を書き上げた南風原町立北丘小1年の當野諒太君は「『く』の字の大きさが難しかった」と話した。「今年の夢」と書いた浦添市立浦添小6年の座波愛恵さんは「次の試験で凖5段に挑戦する」と目を輝かせた。