<用語>硫黄鳥島


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 那覇市の北北東190キロ、鹿児島県徳之島の西65キロに位置する沖縄最北端の無人島。周囲7キロ。久米島町に属し、二つの火山が接合した県内唯一の活火山島でもある。

琉球王朝時代から硫黄の産地とされ、中国への朝貢品となっていた。1959年6月に北西の火山が噴火。噴石、降灰などが約1カ月続き、全島民が島外に移住した。最新の噴火は68年7月に確認されている。