県美術家連盟(屋良朝彦理事長)が主催する第34回沖美連展が10月1日~6日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれる。会員による絵画や彫刻、陶芸、インスタレーションなど約40点を展示するほか、同連盟顧問で7月に逝去した喜久村徳男さんの作品も特別展示する。
12日、那覇市の琉球新報社を訪れた屋良理事長と伊元隆一さんは「多種多様な作品が一堂に会す。作品の技法もバラエティーに富んでいるため、普段、美術に触れる機会が少ない人にも楽しんでもらえる内容になっている」と来場を呼びかけた。また、会期中は出展作家が在朗するため「気軽に作品などについて声をかけてほしい」と述べた。
午前9時~午後6時(最終日は5時まで)。入場無料。6日午後3~4時には、一般参加も可能な作品講評会が開かれる。
(当銘千絵)