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石炭荷揚げ、 年明け再開へ 倒壊事故、原因調査中


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 沖縄電力は31日、うるま市の具志川火力発電所で7月に倒壊した揚炭機の代替として、来年1月中にクレーンを装備した船舶を使った荷揚げの再開を目指すと発表した。事故の原因は調査中。
 事故は、桟橋の運搬船から石炭を荷揚げ中に発生。2基の揚炭機のうち1基が倒壊した。沖電は当初、12月から損壊していない1基を使って陸揚げを再開する方針だったが、事故原因が判明していないことから、クレーンなど荷揚げ機能を備えた船舶による作業に切り替える。
 同社は事故後、金武火力発電所から石炭を陸路で運搬し、具志川火力発電所を稼働している。 (當山幸都)