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節電要請、今冬は見送り 2年ぶり、電力を安定確保


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 経済産業省は31日、有識者会議を開いて電力需給対策を取りまとめ、今冬は節電を要請しない方針を示した。火力発電所の稼働を増やすなどして、電力を安定的に確保できる見通しが立った。冬の節電要請を見送るのは2年ぶり。電力の安定には、需要に対する供給の余力を示す予備率が最低限3%必要とされる。今冬は12月から来年3月にかけて10電力管内全てで5%を上回り、安定的に電力を供給できる見込みとなった。