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長期住宅ローン 3カ月連続上昇 フラット35


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 住宅金融支援機構は1日、返済期間が最長35年の長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の11月の適用金利を発表した。長期金利の上昇傾向を受け、返済期間21年以上は最低1・96%と、3カ月連続で上昇。過去最高だった3月に並んだ。
 フラット35は、機構が民間金融機関と連携して提供しており、金利は銀行などによって異なる。融資率が住宅購入価格の9割以下の場合、返済期間が21年以上で1・96~3・53%。20年以下は1・48~3・05%だった。
 現行制度になった2017年10月以降の数年間、返済期間21年以上で融資率9割以下の金利は1・10~1・40%台で推移していた。ただ22年7月に初めて1・50%を超え、最近は上昇傾向となっていた。