漁業者交流大会　林さん県知事賞　２高校に漁連会長賞

　第２９回県青壮年・女性漁業者交流大会（主催、県・県漁業協同組合連合会）が２日、那覇市の県水産会館で開かれた＝写真。漁業関係者ら約１２０人が参加した。実績発表では恩納村漁協漁業振興会の林一也さんが最優秀賞（県知事賞）、八重山漁協の大濱長壱朗さんが県漁連会長賞を受賞した。林さんは来年３月に東京で催される全国大会に派遣される。
　体験発表では沖縄水産高校が持続可能なシラヒゲウニ種苗生産と、人口ライブロック養殖の取り組みを発表した。宮古総合実業高校は油みそとキャットフードの製造によるマグロの高付加価値化を発表し、両校とも県漁連会長賞を受賞した。
　２０２３年度の指導漁業士に又吉直樹さん（恩納村）、宮良当建さん（八重山）、仲嶺眞稔さん（与那城町）の３人が、青年漁業士に神谷真治さん（与那城町）が認定された。　（玉寄光太）