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生産維持・拡大 出荷予定を確認 キク類販売会議


生産維持・拡大 出荷予定を確認 キク類販売会議 キク類販売者会議で市場情勢報告を行う県外市場担当者とJAおきなわ関係者(手前)=8日、浦添市の県中央卸売市場
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 JAおきなわ(前田典男理事長)は、12月に本格的に始まる出荷に向けたキク類販売会議を8日、浦添市の県中央卸売市場で開催した=写真。
 生産者と販売者の情報交換を目的に毎年開かれており、JAおきなわや県外市場関係者らなど約40人が参加した。生産維持・拡大を継続することや、品質ごとの出荷予定数の把握の徹底化などを確認した。
 本年度12月の大ギク、小ギク、スプレーギクを合わせた総出荷計画は、前年同月比2%増の1411万6千本としているが、平年に比べると約3割低い数値だという。しかし、総出荷の8割以上を占める小ギクでは、バランスよく黄系や白系などが出荷できると見込んでいる。
 一方、市場関係者からは「品質ごとにどの程度の出荷が見込まれるかを正確に示してほしい」といった要望なども上がった。 (玉寄光太)