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アフターコロナ 「沖台関係深化」 NIACサロンで講演


アフターコロナ 「沖台関係深化」 NIACサロンで講演 交流サロンで講演する台北駐日経済文化代表処那覇分処の王瑞豊処長=7日、那覇市の南西地域産業活性化センター
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 南西地域産業活性化センター(NIAC)の産学官交流サロンが7日、那覇市の同センターで開かれた。約50人が参加。「アフターコロナの台沖交流と展望」をテーマに講演した台北駐日経済文化代表処那覇分処の王瑞豊処長=写真=は「沖縄と台湾は経済、文化、教育など多くの分野で密接に関わっており、アフターコロナでより関係が深まる」と展望を述べた。
 沖縄―台湾は昨年10月に直行便が再開し、県経済団体が台湾を訪れるなど、コロナ禍で途切れていた交流が再び盛んになっている。観光庁によると、在日外国人旅行消費額は今年4~6月期の1次速報で台湾が1兆2052億円と最も高かった。王処長は「台湾と沖縄の友好関係向上を図るためのさまざまな交流活動を推進する」と強調した。 (普天間伊織)