那覇空港内で航空機の整備を手掛けるMRO Japan(那覇市、高橋隆司社長)は9日、竹富町の西表・白浜・船浮の3小学校の児童12人らに向けた工場見学会を開いた。離島の子どもたちに学びの場を提供することで夢を持ってもらい、減少傾向にある航空整備士を将来のなり手確保につなげることが目的。
児童らは修学旅行の一環として、航空機整備の格納庫を訪れた。
機体整備について説明を受けた児童らは実際に工場を見学。船浮小6年の池田真歩さん(12)は「飛行機を近くで見られた。飛行機に乗ったり遠くから見たりしているだけだと分からないことが知れて、良い経験になった」と話した。
(與那覇智早)
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飛行機のお仕事 知って MRO 竹富の児童、工場見学
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琉球新報朝刊