第一交通売上高　沖縄地区４３億円　３月期中間、１１％増

　第一交通産業（福岡県、田中亮一郎社長）が９日発表した２０２４年３月期中間決算で、沖縄地区６事業を単純合算した売上高は前年同期比１１・０％増の４３億８８００万円となった。新型コロナウイルス禍からの観光需要の回復で大型イベント再開など輸送人員が増えたこともあり、バス事業を中心に売り上げが伸びた。
　部門別ではバスが前年同期比１８・１％増の２６億７９００万円、タクシーは同６・９％増の７億２６００万円となった。不動産分譲は同４１・７％減の８２００万円、不動産賃貸は同０・８％増の３億３１００万円、自動車整備が同７・２％増の４億９９００万円、バスターミナルは同１・０％減の６９００万円だった。
　グループ全体の売上高は同３・３％増の４４０億１２００万円、経常利益１８・６％増の１６億８３００万円、純利益６・５％減の８億円だった。　（謝花史哲）