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全保連中間決算 当初計画上回る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京証券取引所の中堅企業向けスタンダード市場へ10月に上場した家賃債務保証の全保連(那覇市、迫幸治社長)は14日、2024年3月期中間決算を発表した。売上高は121億7400万円、経常利益17億1900万円、純利益11億8600万円で当初計画を上回った。上場前で前年同期の資料がないとして比較は控えた。
 債権管理の徹底や精度を高めたことで回収率が向上したほか、住宅向け契約金の見直しで1件当たりの平均単価が上昇し売上高が増加。電子申し込みや契約の推進で効率化を図り、経費を抑えたことで収益確保につながった。
 今後は店舗や事務所など事業用家賃保証の強化のほか、専門学校生の学費保証など新規開拓を進める方針。
  (謝花史哲)