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県内初の奨励賞 丸正印刷が受賞/印刷産業優良工場


県内初の奨励賞 丸正印刷が受賞/印刷産業優良工場 丸正印刷の屋良直輝生産管理部長(右)、下地大輔製造部工場長(中央)、ポスティングセンター沖縄の増永勇磨執行役員=2日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 丸正印刷(西原町、与那覇正明社長)はこのほど、優れた周辺環境対策を実施している印刷工場を表彰する「第21回印刷産業環境優良工場表彰」(日本印刷産業連合会主催)で奨励賞を受賞した。県内初受賞。また、10月に開催されたグリーンプリンティング(GP)認定制度の2023GP環境大賞等表彰式で、県内から丸正印刷が「GPマーク普及大賞(オフセット印刷部門)」、ポスティングセンター沖縄(那覇市、与那覇正俊社長)が「GP環境準大賞(一般印刷の部)」を受賞した。
 印刷産業環境優良工場表彰制度は、印刷産業の環境問題に対する取り組みを促進し、印刷工場の環境対応を進めることや環境対応を広く社会一般に知ってもらうことを目的に2002年に創設された。本年度は全国各地36工場から応募があり、経済産業大臣賞1社、会長賞3社、奨励賞8社が表彰された。
 丸正印刷の屋良直輝生産管理部長は「今回の2受賞を機に印刷という媒体を通し、環境への取り組み意識を共有できればと思う。今後は印刷を核とし、さまざまな提案をしていきたい」と意気込んだ。同社の下地大輔製造部工場長は「今後も環境への取り組みは継続しながら、カーボンオフセットへの取り組みも推進していきたい」と話した。