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航空整備士確保へ無利子奨学金


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ANAホールディングスと日本航空傘下のJALエンジニアリングは17日、航空整備士を確保するための奨学金制度をつくったと発表した。航空需要を見込む一方、養成学校の志願者が減っており、無利子で年最大50万円を貸与する。対象は日本航空大学校(北海道、石川県)や東日本航空専門学校(宮城県)といった養成学校に2024年度以降入学する学生で、1学年当たり最大100人。応募者多数の場合は選考を実施する。12月1日に募集を始める。事務局を務める日本航空技術協会(東京)のホームページに応募用紙を掲載する。 返済は卒業後8年とするが、「1等航空整備士」などの国家資格を取得すれば本人に返す。