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新エネルギー車、続々/広州とロスで自動車ショー


新エネルギー車、続々/広州とロスで自動車ショー 広州国際モーターショーで高級車クラウンのセダンタイプ(右)を発表する一汽トヨタの清水卓治副社長=日、中国広東省広州市(共同)
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 【広州、ロサンゼルス共同】中国広東省広州市で17日、広州国際モーターショーが開幕した。約1100台の展示車のうち電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった「新エネルギー車」が4割を占めた。
 米西部ロサンゼルスでも16日から自動車展示会が始まった。SUBARU(スバル)は、スポーツタイプ多目的車(SUV)「フォレスター」の新型を世界で初めて公開した=写真(上)。
 中国は世界最大の自動車市場、米国は2番目の市場規模だ。日本車メーカーは販売強化に向けて新型車を披露した。
 広州の展示会では、トヨタ自動車の現地合弁会社が、中国市場に再投入する高級車クラウンのハイブリッド車(HV)を公開した=写真(下)。
 中国のEV最大手比亜迪(BYD)と開発している「bZ」シリーズの新モデルも展示した。一汽トヨタの清水卓治副社長は記者会見で「中国市場の多様な需要を満足させる」と述べた。
 日産の現地合弁会社は、ガソリン車SUVの新型車を発表、新エネ車4車種を2026年までに中国市場に投入すると明らかにした。
 スバルは新型フォレスターを米国では来年春に発売する。HVを導入する方針も明らかにした。
 韓国の現代自動車は米アマゾン・コムと提携し、アマゾンのサイトを通じて米国で新車を販売する方針を公表した。