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住宅デザイン 仲本氏大賞 JCD沖縄 古来の建物 良さ生かす


住宅デザイン 仲本氏大賞 JCD沖縄 古来の建物 良さ生かす 大賞を受賞したADeRの仲本昌司氏(左)と審査委員長の小坂竜氏=17日、那覇市の県立博物館・美術館講堂
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 日本商環境デザイン協会(JCD)沖縄支部は「JCD OKINAWA空間デザイン賞」の表彰式を17日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館講堂で開催した。県内にあるオフィスなどの「商空間」、個人住宅などの「住空間」を対象に、優れた設計者やデザイナーに与えられる賞で、65の応募作品から20作品が入賞した。
 大賞に輝いたのはADeRの仲本昌司氏が手掛けた個人住宅で、仲本氏は入選2作品と合わせて選出された。
 審査委員長を務めたJCD副理事長の小坂竜氏は「沖縄古来の建物の良さを十分に生かしている」と評価した。小坂氏からトロフィーを受け取った仲本氏は「沖縄の環境と向き合い、沖縄の価値を上げていけるような建築を目指す」と述べた。 (普天間伊織)