有料

麻布台ヒルズ、高さ330メートル あべのハルカス超え日本一


麻布台ヒルズ、高さ330メートル あべのハルカス超え日本一 網目状の外観の麻布台ヒルズ「ガーデンプラザ」。奥左は超高層ビル「森JPタワー」=20日、東京都港区
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 不動産大手の森ビル(東京)は20日、東京都港区で進める再開発事業「麻布台ヒルズ」を報道陣に公開した。「あべのハルカス」(大阪市)の300メートルを抜き、高さが330メートルと日本一になるビルに加え、まちづくりの柱に「グリーン」を位置付け、敷地一面に草木が生い茂るのが特徴だ。
 超高層ビル「森JPタワー」のほか、高層の住居棟や網目状の外観の建物など延べ床面積は86万平方メートル余り。
 森JPタワーには超高級住宅やオフィスが入り、会社の枠を超えて入居企業の従業員が集まれる場所も設けた。全150店のうち飲食店など94店が24日にオープンする。外資系ホテルや慶応大の予防医療センターも入居する。二つある住居棟のうち1棟はまだ建設中。完成すれば、麻布台ヒルズ全体で1400戸の住宅に3500人が暮らす見込みだ。