県森林組合連合会(代表理事会長・座喜味一幸宮古島市長)と県内の各森林組合は16日、県庁に照屋義実副知事を訪ね、県内森林・林業と木材産業の振興、森林組合・森林組合連合会の経営健全化を求める要請書を手渡した。要請書は、森林の造成をしながら木材を利用する循環利用の推進や、高齢化の進む林業の新規就労者確保、県産材の需要拡大など5項目を求めている。
座喜味会長は「森林の循環利用を推進していきたい。また、林業の後継者も育てていくことも重要だ」と述べた。
照屋副知事は「自然に配慮しながら、県民にも役立つような形で森林が保全されていくように協力していきたい」と答えた。
(玉寄光太)