工芸品の作り手の技術やデザイン開発力などを審査する「第45回県工芸公募展」(県主催)が23日から、豊見城市のおきなわ工芸の杜で開催されている=写真。応募作品81点の中から16点が入賞した。26日午後4時まで。
最優秀賞には、本村千智さんの宮古上布「オシロイバナ」が輝いた。経絣と緯絣を手くくりし、藍染だけでなく部分的に福木やサンダンカで染め上げた織物となっている。
その他の入賞者は次の通り。(敬称略)
【一般部門】優秀賞・高里繁(漆芸)佐野壽雄(陶芸)▽デザイン賞・三浦敦子(染色)▽技術賞・小浜由子(陶芸)▽奨励賞・小橋川敦子▽佳作・安里真尚(陶芸)外間健太(ガラス)中山由美(織物)田安苗子(織物)治谷文子(漆芸)
【育成部門】新人賞・潮平菜津子(金工)砂川芳美(染色)中宮奈緒(織物)鹿股由希子(織物)
有料
県工芸品審査 16作品が入賞 あすまで展示
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琉球新報朝刊