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1~9月出生数56万9000人 通年で最少更新の可能性


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 厚生労働省が24日公表した人口動態統計の速報値(外国人らを含む)によると、2023年1~9月に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年同期比5・0%減の56万9656人だった。沖縄は9832人。少子化の進行に歯止めがかかっていない。
 このままのペースで進めば23年通年の出生数は70万人台半ばとなり、過去最少を更新する可能性がある。22年通年の出生数(速報値)は79万9728人で、統計開始以来初めて80万人を割り込んだ。
 23年1~9月の婚姻数は、4・4%減の36万5478組。死亡数は1・6%増の117万6330人で、出生数と差し引きした自然減は60万6674人だった。
 人口動態統計には、外国人らを含む「速報値」と、外国人らを含まない「概数」がある。22年通年の出生数(概数)は77万747人だった。