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三井住友FG社長 太田純氏が死去 金融のデジタル化主導


三井住友FG社長 太田純氏が死去 金融のデジタル化主導 三井住友フィナンシャルグループ社長の太田純さん
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 三井住友フィナンシャルグループ(FG)の太田純(おおた・じゅん)社長が25日午前5時9分、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。65歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。喪主は妻美由紀(みゆき)さん。お別れの会を後日開く予定。

 従来の銀行業務の枠にとらわれず、事業の変革や金融サービスのデジタル化を主導した経営トップとして知られ、経団連副会長も務めていた。三井住友FGは中島達副社長が社長職を当面代行し、近日中に後任の選定を行うと説明している。

 1982年に京都大法学部を卒業し、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。17年に三井住友FGの副社長、19年に社長に就任した。三井住友FGが運営するポイント事業「Vポイント」とTSUTAYA(ツタヤ)などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「Tポイント」の統合も主導した。

(共同通信)