県は27、28の両日、県庁で県内の運輸、観光施設、旅行、宿泊業などの観光業13団体との意見交換会を開いた=写真。本年度の開催は5月に続き2回目。本島北部の新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」の2025年夏ごろの開業に伴い、観光業界からは地元企業や地域への波及効果や相乗効果が出るよう対応してほしいという声が上がった。
北部の新テーマパークの開業に当たり、新たな雇用を期待する声や、周辺道路の交通渋滞などの影響の分析が必要だとする意見が出た。
そのほか、空港の地上スタッフや観光バスの乗務員などの人材不足により、インバウンド(訪日客)や修学旅行客の受け入れが十分にできていない現状について意見交換した。観光業界からは、9月の補正予算で計上した「修学旅行貸切バス等受入体制緊急支援事業」の取り組みを継続してほしいという意見があった。 (與那覇智早)
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地元への相乗効果期待 観光業界 交通影響の分析要望
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琉球新報朝刊