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ラメ入りなど豊富な色合い 多彩なインク 江戸の食、音楽がテーマ


ラメ入りなど豊富な色合い 多彩なインク 江戸の食、音楽がテーマ 白鶴酒造の「Kobe INK物語 HAKUTSURU Sake Blue」
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 万年筆やガラスペン人気を背景に、さまざまなインクが登場している。色とりどりの魅力にはまる“インク沼”という言葉も話題に。江戸の食や音楽などをテーマにした色合いのほか、老舗企業の歴史的な建物を箱にあしらった商品も。
 セーラー万年筆の「つけペン用ボトルインク Dipton(ディプトン)」は、ペンの先にインクをつける“つけペン”専用。その中で音楽がテーマの「シマーインクシリーズ」を展開。見る角度や光の当たり具合で色が変化するようなラメを使った。アイスブルーが基調の「アイスダンス/シマー」などがある。希望小売価格は20ミリリットル入りでいずれも2200円。
 銀座 蔦屋書店の「江戸色インク第6弾〈食の色〉」は、江戸時代の食文化をイメージした色合いが特徴。京都市の文具メーカー「タグステーショナリー」とコラボレーションした。浮世絵に描かれた食べ物から連想。赤色にシルバーのラメが入った「紅をさした白玉色」など3種類。販売価格は40ミリリットル入りで「和酒の色」のみ2200円。ほかは2530円。
 白鶴酒造の「Kobe INK物語 HAKUTSURU Sake Blue(ハクツルサケブルー)」は、神戸市のナガサワ文具センターとコラボ。白鶴のコーポレートカラーの深い青色をイメージ。箱には大正初期に建造された現在の白鶴酒造資料館をあしらった。50ミリリットル入りで販売価格は2420円。(いずれも価格は変動する場合があります)