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県が養鶏農場に 監視強化を通知


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県農林水産部畜産課は4日、鹿児島県の養鶏場で鳥インフルエンザの陽性が確認されたことを受け、県内の養鶏関係団体や家きん飼養農家に対し、監視体制の強化を求める通知を送った。県の担当者は「隣県での発生ということで危機感を強めている」と話した。
 県内の農家などに対し、家畜伝染病予防法に規定されている飼養衛生管理基準の順守や発生の予防のほか、早期発見、早期通報の徹底を呼びかけた。
 県内でも昨年12月、金武町の養鶏農場で感染が確認され、3万207羽を殺処分している。県は11月、鳥インフルエンザ緊急防疫対策会議を開催し、消毒用の消石灰を農家に配布した。担当者は「今後も防疫対策を強化していく」と説明した。 (玉寄光太)