ジェンダー平等　実践へ方法学ぶ　那覇で講座

　ジェンダー平等の実現へ組織内での男女共同参画の実行までのプロセスを学ぶ実践型講座が６日、那覇市の沖縄銀行本店内の「みらいおきなわオキナワイノベーションラボ」で始まった＝写真。計３回連続講座の２回目。参加者らは組織内での取り組みをイメージするため、関係構築のための「１対１ミーティング」のスキルを学び、体験した。ファシリテーターＮＰＯ法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの安谷屋貴子さんが務めた。
　安谷屋さんによると、「１対１ミーティング」は、アクションを起こす協力者となり得る人と関係構築する手法の一つで、価値観の共有や互いの持つ資源を見い出すことにつながるという。
　参加者は２人１組になって「なぜジェンダー平等を実現したいのか」「どのような体験をしてきたか」など質問し合った。
　参加者らは３回目の講座までに、自分の所属する組織で誰と関係を構築するかを決め、具体的なアクションプランの作成につなげる予定。
　　（慶田城七瀬）