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県内の企業倒産 遊技場など5件/11月、帝国データ沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 帝国データバンク沖縄支店が7日発表した11月の県内企業倒産(負債額1千万円以上)は前年同月比3件増の5件で、負債総額は約7倍の13億7900万円だった。
 浦添市勢理客で遊技場を経営していた「チヤンピオン」が休眠状態を経て、10億円の負債を抱え11月2日に破産開始手続きを受けたことなどが、総額を押し上げた。
 倒産5件のうち業歴30年以上の企業が3件を占めた。同支店によるとチヤンピオンは1989年設立。パチンコ・スロット店などを経営していたが、収益確保に苦戦し、96年2月に店舗を閉鎖して事業停止。長く休眠状態だった。
 (當山幸都)