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今年の車は「プリウス」 日本カー・オブ・ザ・イヤー


今年の車は「プリウス」 日本カー・オブ・ザ・イヤー 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたトヨタ自動車の「プリウス」
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自動車雑誌の編集者らで構成する「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会は7日、この1年間で最も優れた乗用車に、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」を選んだ。トヨタ車受賞は2019年のスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」以来4年ぶり。
 世界初の量産HVとして知られるプリウスは約7年ぶりに全面改良。大きく強化した走行性能やスポーティーな印象に改めた外観が評価された。プリウスの受賞は09年以来3度目。
 技術部門の「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」は日産自動車のミニバン「セレナ」、デザイン部門の「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」には三菱自動車の軽自動車「デリカミニ」が輝いた。輸入車に贈られる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は、ドイツ自動車大手BMWのコンパクトタイプのSUV「X1」だった。
 日本カー・オブ・ザ・イヤーは44回目。22年11月1日から23年10月31日までに国内で発表または発売された乗用車を対象に、60人の選考委員が投票で選んだ。

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたトヨタ自動車の「プリウス」