植物移動規制　注意呼びかけ／那覇防疫事務所、年末年始で

　農林水産省那覇植物防疫事務所は１１～１５日、農作物に被害を与える病害虫のまん延を防止するため、広報強化週間として一部の植物の移動規制に関する周知を強化する。空港などで旅行者にチラシを配布するほか、官公署にも広報する。
　病害虫アリモドキゾウムシやイモゾウムシが寄生するサツマイモ、ミカンキジラミが寄生するカレーリーフなどの植物は県外への持ち出しが規制される。
　同事務所の佐久本統次席は７日、県庁で「年末年始には、帰省や観光で来県される方が多い。移動規制のある植物に注意してほしい」と呼びかけた。　（玉寄光太）