マンションブランド「レーヴシリーズ」などの開発・分譲を手掛けるファンスタイル(那覇市、畑地茂社長=写真中央)は11日付けで、広告事業を展開するビガロエージェンシーの株式を100%取得し子会社化したことを発表した。同日開かれた株主総会と取締役会で、商号もファンスタイルエージェンシーに変更することが決まった。社長は畑地氏が兼任し、ビガロエージェンシーの具志堅純常務=同左=が重任となる。そのほか、取締役に座間味司氏=同右=が、非常勤の監査役に神保剛氏が新しく就いた。
ビガロエージェンシーは2年前から、ファンスタイルの子会社となっていたが、経営判断のスピード化を目指すために、組織を一体化することを決めた。
畑地社長が11日、琉球新報社を訪れ「今後、広告事業を活用しながら、那覇中心のマンション分譲事業だけでなく場所も広げ、賃貸マンションの経営やリノベーション物件の販売など多角的な不動産業に取り組んでいきたい」と語った。 (玉寄光太)
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ファンスタイル 広告事業一体化 社名も変更
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琉球新報朝刊