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鳥インフルで野鳥検査 県と美ら島財団が協力


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県の多良間一弘環境部長は11日、鳥インフルエンザに関する野鳥の遺伝子検査について、県内で実施できる体制を構築したと明らかにした。県議会一般質問で次呂久成崇氏(おきなわ新風)に答えた。
 県自然保護課によると、検査設備のある沖縄美ら島財団(本部町)に協力依頼し、11月末までに了承を得た。
 鳥インフル陽性か陰性かを財団で検査し、高病原性かどうかについては、引き続き環境研に発送して検査する。
 自然保護課によると、環境研への検体の発送件数は、22年は12件、23年は9月以降3件で、いずれも陰性だった。 (慶田城七瀬)