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「教育寄与で地域に貢献」/沖縄DFS社長抱負


「教育寄与で地域に貢献」/沖縄DFS社長抱負 「未来の遊園地」のオリジナルグッズを紹介するDFSのリチャード・グスタフソン社長(左から2人目)、秋元史樹取締役(同3人目)、比屋根直人アシスタントマネージャー(右端)、沖縄観光総研の宮島潤一代表=13日、那覇市の琉球新報社
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 沖縄ディーエフエス(DFS)は、那覇市おもろまちの「Tギャラリア沖縄byDFS」3階に展示施設「チームラボ学ぶ!未来の遊園地沖縄」を15日、新たに開設する。最先端技術を駆使した体験型の展覧会で、観光客だけでなく地元のファミリー層などの客層も想定している。13日、琉球新報社を訪れた同社のリチャード・グスタフソン社長は「子どもたちの教育に寄与することで地域に貢献したい」と述べた。
 Tギャラリア店は今年創立20周年を迎え、2025年度をめどに全館大幅リニューアルを予定しており、展示施設の開設を改革の第一段階としている。
 観光客向けの免税店というイメージにこだわらず、買い物や食事など県民が日常的に利用できる施設を目指すという。グスタフソン社長は「沖縄に拠点を持つ企業として、これまで以上に地域密着を重視したい」と意気込みを語った。
 同席した沖縄観光総研の宮島潤一代表は「『交流、体験、学び』がこれからの観光のコンセプトだ。雨天時や夕方以降に楽しめるコンテンツが少ないという沖縄観光の課題を解決する取り組みを期待したい」と述べた。 (普天間伊織)