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「直行便少ない」指摘も/MICE商談会/海外から20社参加


「直行便少ない」指摘も/MICE商談会/海外から20社参加 国内外の旅行社らとMICEの商談をする参加者ら=13日、うるま市のタップホスピタリティラボ沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は12~15日、沖縄へのMICE(マイス、企業の報奨旅行や国際会議、展示会などの総称)誘致を目的とした「沖縄MICEプロジェクト2023」を開いている。13日はMICE商談会をうるま市のタップホスピタリティラボ沖縄で開き、韓国と台湾から約20社が参加した。海外からの参加は4年ぶり。参加者らは商談会後、浜比嘉島で星空観察や現代版組踊の鑑賞、琉球料理などを体験した。
 参加者は沖縄でのMICEの可能性について検討。「沖縄と海外を結ぶ直行便数が少なく、団体旅行が難しい」など課題
を指摘する声も上がった。
 旅行先の宿泊施設や交通手段などを手配する、ランド会社バナナカンパニー(韓国)の金再秀(キムチェスウ)CEOは「今の旅行先のトレンドはリラックスできる場所だ。沖縄は海が美しく道路も複雑でないので非常に人気だが、飛行機の便数が少なく、100人以上の団体は難しい」と述べた。 (與那覇智早)