有料

OCVBカンファレンス 国際クルーズ 那覇発着を報告


OCVBカンファレンス 国際クルーズ 那覇発着を報告 那覇発着クルーズの展望などについて語るMSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長=20日、那覇市のホテルコレクティブ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は20日、那覇市のホテルコレクティブで沖縄クルーズカンファレンス2023を開いた。24年1~3月に日本発着クルーズ史上最大の船で那覇発着クルーズを行うMSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長は、同年11月も追加で那覇発着クルーズを運航することを報告した。
 モレリ氏は「最近はクルーズ客の年齢層が低まり、女子旅なども人気が高まっている」とクルーズの傾向を話した。
 冒険をテーマに周遊するエクスペディションクルーズを行うポナン(フランス)は24年に沖縄エクスペディションクルーズを5回予定する。
 離島周遊クルーズのアンケートでは、島の住民との関わりの満足度が特に高いといい、同社の伊知地亮日本・韓国支社長は「沖縄は自然や野生動物、豊かな文化があり、エクスペディションの可能性を秘めている」と話した。
 日本国際クルーズ協議会(JICC)の糸川雄介副会長、ジャパネットサービスイノベーションの簑原一隆シニアエキスパート、ジャンボツアーズの谷村勝己社長、OCVBの米谷保彦海外・MICE事業部長がパネル討論した。 (與那覇智早)
那覇発着クルーズの展望などについて語るMSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長=20日、那覇市のホテルコレクティブ