ミサイル開発に７０００億円

　過去最大の７兆９４９６億円を計上した。他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力（敵基地攻撃能力）の手段となる長射程ミサイルの開発や取得に７３４０億円（契約ベース、以下同）を充てた。
　地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に代わる「イージス・システム搭載艦」２隻分３７３１億円を確保し、建造に着手する。
　陸海空３自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を設立。「自衛隊海上輸送群」を新設する。画期的な装備品の開発を目指し「防衛イノベーション技術研究所」も発足させる。
　陸自輸送機Ｖ２２オスプレイの配備に向け、佐賀市に新駐屯地を整備。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設には１６００億円を充てる。