農林水産業と関わりを持ち、魅力ある農山漁村を形づくる地域団体を認定する2023年度「沖縄、ふるさと百選」の認定証交付式が20日、おきなわ花と食のフェスティバル会場で開かれた。集落部門に糸満市武富自治会が認定された。
武富地区には33の拝所があり、五穀豊穣(ほうじょう)・子孫繁栄などを願う年13回の村拝みが代々受け継がれている。これらを含む地域行事が区民総出で行われ、世代間交流や地域の保全活動などに寄与していることが評価された。
自治会の大城惠会長は「武富は戦前から拝みを大切にしてきた地域。区民の協力があってこその認定だ」と喜んだ。 (玉寄光太)
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花と食のフェスティバル/「ふるさと百選」 武富自治会認定/糸満、保全活動評価
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琉球新報朝刊