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東証反落16円安/TOPIXは高値更新


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 週明け19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに小幅反落した。終値は前週末比16円86銭安の3万8470円38銭。平均株価を急ピッチで史上最高値に迫る水準に押し上げた半導体関連株が、過熱警戒感から下落したことが重しとなった。東証株価指数(TOPIX)は14・96ポイント高の2639・69を付け、バブル経済期の1990年2月以来の高値を更新した。
 朝方は前週末終値を挟んで一進一退の展開が続いた。その後は半導体関連株が総じて軟調に推移したことを受け、平均株価の下げ幅は一時200円を超えた。
 前週末は取引時間中に1989年12月末の終値としての最高値3万8915円に肉薄する場面があり、週明けも先高観を背景とした買い注文の勢いが続き相場を下支えした。出来高は約15億9500万株だった。