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エヌビディア純利益8倍超 生成AI半導体好調で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアが21日発表した2023年11月~24年1月期決算は、純利益が前年同期の約8・7倍の122億8500万ドル(約1兆8400億円)だった。売上高は約3・7倍の221億300万ドルとなり、いずれも四半期として過去最高を更新した。強みを持つ生成人工知能(AI)向けの半導体が好調で急成長が続いた。
 エヌビディアの主力製品である画像処理半導体(GPU)は複雑な計算を必要とする生成AIの開発や運用に向いており、需要が急増している。
 高い成長期待から株価の上昇傾向が続いており、他のITや半導体関連銘柄にも波及して世界の株高をけん引。決算発表の内容が好感され、21日の時間外取引でエヌビディア株は一時10%超上昇した。東京株式市場でも半導体関連銘柄の買いを促した。
 AI向けを含むデータセンター部門の売り上げが約5・1倍の184億400万ドルに膨らんだ。