ノビレチンタブレット２種、睡眠サプリ　県産健康食品に認証

　優れた県産健康食品を認証する「ウェルネス・オキナワ・ジャパン」に新たに沖縄リサーチセンターのタブレット「ＮＯＢＩＬＥＴＩＮ　ＬＡＢＯ．」２種類と、クレイ沖縄の機能性表示食品「ぐっすりん」の３商品が認証された。
　県健康産業協議会が１５日に認証。沖縄リサーチセンターは、果汁を搾った後に廃棄されるシークヮーサー果皮から、ポリフェノールの一種であるノビレチンを抽出し、タブレットとして商品化した。ビタミンＣとクエン酸を配合し、すっきりした味わいの「Ｃタブレット」と、もずくフコイダン入りの「ＮＭサプリメント」を、年内に販売する。それぞれ５０粒で３５６４円。
　ぐっすりんは睡眠サプリとしてプレミアム認証を受けた。沖縄に古くからあるユリ科の植物クワンソウから、睡眠の質を高め、起床時の眠気や疲労感の改善をサポートするアミノ酸「オキシピナタニン」を抽出した。２０代～８０代の男女３８５人を対象としたモニター調査で、約６割が睡眠の質の改善を感じたという。４０粒で３千円。
　２５日に宜野座村の道の駅「ぎのざ」で開くイベント「食と健康ウェルネスフェスタ」で、認証商品をお披露目する。　（與那覇智早）
認証を受けた（左から）沖縄リサーチセンターの照屋勇人氏、クレイ沖縄の宮城尚志氏、渡嘉敷哲氏＝２２日、那覇市の琉球新報社