今春卒業予定で就職を希望する高校生の2023年12月末時点の就職内定率は91・1%だったことが22日、文部科学省の調査で分かった。22年同時点より0・2ポイントの微増だった。23年5月に新型コロナが5類に移行し、社会経済活動の制約もなくなった。
文科省担当者は「一時苦戦していた観光や宿泊、飲食業の求人も戻ってきている」としている。
調査は、全国の国公私立高を卒業予定の92万8080人のうち、就職を希望する12万9233人を対象に実施。内定者は11万7713人となった。男女別では男子が91・8%、女子が89・8%だった。
都道府県別で最も高いのは富山の97・8%。沖縄67・1%、神奈川81・7%が低かった。
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高卒就職内定91% 23年末、沖縄低く67%
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琉球新報朝刊
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