沖縄総合事務局は5日、県内で船員として働く労働者の最低賃金について、現行から月額6千~7400円引き上げると発表した。改正後の賃金は4月4日に発効する。沖縄地方交通審議会(上原義信会長)から答申を受け決定した。
船員の最低賃金として国土交通省が管轄。沖縄内航鋼船運航業と木船運航業は月額7200円引き上げ、職員25万8950円、若年職員24万2500円、部員20万350円、海上経歴3年未満の部員19万1050円となる。沖縄海上旅客運送業は職員が月額7400円増の25万5750円、部員は6千円増の19万2900円。昨年12月21日に答申が出ていた。 (謝花史哲)
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船員の最低賃金 来月引き上げへ 6千~7400円
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琉球新報朝刊
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