シャープ(大阪府)は、電気自動車(EV)の充放電ができ、EVと住宅をつなげるV2Hコンバーターを26日、発売する。EVと太陽光発電、蓄電池、家電がつながる「Eeeコネクト」システムとして提供する。
同システムにより太陽光で発電した電気を効率良く消費でき、二酸化炭素(CO2)や電気代の削減につながる。
コンバーターは業界最小・最計量で住宅の壁面への設置が可能。EVのバッテリーは家庭用の蓄電池よりも容量が大きいため、停電や災害時の備えになり、移動式の電源としても活用できる。
シャープエネルギーソリューションの五角博純社長は7日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ「EVを蓄電池として使える。長距離走行が少ない沖縄にマッチしていると思う」と話した。沖縄シャープ電機の神尾孝治社長は「重塩害仕様で、保証も充実している」とPRした。
問い合わせは沖縄シャープ電機本社、電話098(862)2231。
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シャープ、電気代削減に EVと住宅結ぶ システムを開始
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琉球新報朝刊
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