オリオンビール(豊見城市、村野一社長)は、地球温暖化ガスの排出量や削減目標、取水に関する数値や取り組みなどの情報を公開する「オリオン・サステイナビリティ公式ウェブサイト」を4月に開設する。IPO(新規株式公開)を視野に入れ、約250の項目を網羅した情報を開示する。
ウェブサイトの構築と運営はレキサス(うるま市、比屋根隆社長)が手掛けるシングルマザーのウェブデザイン就業プロジェクト「MOM FoR STAR(マムフォースター)」が担う。オリオンビールはシングルマザーの就労環境改善を目的に3年間同プロジェクトを支援してきた。
8日、豊見城市のオリオンビール本社で会見を開いた。レキサスの山川伸夫執行役員=写真左端=は「女性たちが専門的なスキルを生かして活躍することで県経済の活性化につなげたい」と述べた。オリオンビールサステイナビリティ・広報部の丁野良太部長=同右端=は「公式サイト上で発表することによって企業の価値を高めていきたい」と強調した。 (普天間伊織)
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「持続可能」公開 公式サイト制作 オリオンとレキサス
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琉球新報朝刊