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県産品を一堂に 首都圏で商談会 県内から24事業者


県産品を一堂に 首都圏で商談会 県内から24事業者 首都圏の市場での新規ビジネスの可能性を県内事業者らが探った春の商談会=7日、神奈川県の川崎市産業振興会館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【神奈川】沖縄県産のブランド牛や豚、生鮮品など珍しい食材と酒類を一堂に集めた春の商談会(島のわ通信実行委員会主催)が7、8の両日、川崎市産業振興会館で開かれた=写真。県内の24事業者が出展。首都圏の沖縄料理店、居酒屋をはじめホテルの飲食部門などと新規ビジネスの可能性を探った。
 2回目の商談会には県産黒毛和牛のあやはし牛を扱う彩橋フーズや紅豚を扱う「がんじゅう」などが新たに出展した。県内の農家が手を組んで新たな市場開拓などを目指す「デジはる」も出展。デジタルの力で農産物のフードロスをなくす取り組みなどを紹介した。
 主催者によると、昨年10月に都内であった初の商談会には、30社を超える事業者らが出展して200件を超える新規取引の希望などが首都圏の飲食業者から寄せられた。今回の川崎市でも200社超の来場を見込んでいて、新規事業での成約に期待を込めた。 (斎藤学)