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第一交通産業が ハイヤー参入へ 沖縄も想定に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 タクシー大手の第一交通産業(北九州市)が、米配車大手ウーバーの日本法人と組み、アプリを通じた高級車のハイヤー事業に参入することが9日分かった。インバウンド(訪日客)などの需要拡大に対応する。年内にも東京都で始め、地方都市に広げる。
 第一交通は地方の候補地として札幌市のほか、広島、福岡、沖縄の主要都市を想定。
 訪日客増加もあって都内のハイヤー台数は23年3月末時点で4585台と、10年前より1・3倍に増加。沖縄では旅行会社と連携し、EVの貸し切りを旅行商品に組み込んだ。円安効果も追い風に訪日客の利用が見込めるとしてアプリでの配車に乗り出す。