【ニューヨーク共同=杉山順平】10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=152円40銭台と1990年6月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準を付けた。日米金利差が当面開いた状況が続くとの見方からドルを買って円を売る動きが強まった。市場では政府・日銀による円買いドル売りの為替介入への警戒感が高まっている。
朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退した。
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NY円安、一時152円台 34年ぶり
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琉球新報朝刊
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